music

ASIAN KUNG-FU GENERATION/君繋ファイブエム

アジカン大化け!こりゃ、売れるわけだわ。次から次とシングルクラスのセンチメンタル過剰チューン!真っ昼間ガールも、はいから狂い間違い無し。 東京の青い空に、男の子と女の子が浮かんでは消えるフラッシュバック現象!さよならストレンジャー達!虹の夜…

THE STROKES/ROOM ON FIRE

1st発表後、掌を返したかのような、プレスのバッシングを受け、2nd発表までの期間にTHE STROKESは音楽フアンの間でハイプ確定した 。A級戦犯は、プロデューサー「ゴードン・ラファエル」と「JP」なる謎の人物。メディアに作られた現象は、彼等二人による仕事…

Plastic Tree/シロクロニクル

自身のレーベル『Sickroom Record』を立ち上げ、第2期プラトゥリを感じさせるニューアルバム。亀田×井上という椎名林檎タッグや、COALTER OF THE DEEPERS(コールターもヴィジュだと思うが)のナラサキの参加など、ヴィジュアルから、何とか脱却したいプラトゥ…

FUNERAL for a FRIEND/Casually Dressed and Deep In Conversation

UKエモコアシーンを引っ掻き回す悪ガキFUNERAL for a FRIEND。ツーバス、シャウトに展開の多い曲。メタルに括られてもおかしくない要素を、抜群のメロディーセンスで強引にエモと呼ばせる。キラーチューン[Juneau]を引っさげ、早々と日本デビューを決めてし…

LOSALIOS/The end of the beauty

元BLANKEY JET CITYのドラマー、中村達也のプロジェクト、通算4作目にして初のメジャー・リリースとなるアルバム。PUNK+JAZZ=LOSALIOS!! みたいな〜言われ方してんだけど、どうなんかな?インプロ多用したFREEJAZZ?ここまで、計算されていると俺には、プロ…

The Raveonettes/chain gang of love

デンマーク発の男女ユニット。ノイジーなガレージ・サウンドとThe Jesus&Mary Chainを彷彿させるダーク・サイケデリアなLIVEがイギリスを中心に話題を呼ぶ。03年4月にリリースされたmini album[whip it on]は (1)全曲B♭マイナー(2)コードは3つ以内(3)曲は全…

THE CORAL/MAGIC AND MEDICINE

前作から一年未満と言う、短いタームで発表された今作は、 LIVEで鍛えたダイナミズムでも、ヒットした前作を引き付いだ 内容でもなく、より内省的でありつつ、メロディを深めた内容になっている。 例えば、THE BANDやボブ・ディランのアルバムと 肩を並べる…

54-71/true man of non-doing

前作でもう完成された、と思っていた54-71サウンドが、自己ベストを更新します。プロデューサーは前作同様ボブ・ウェストン。スタジオは、ジョン・マッケンタイア(トータスとかシー&ケイク)のソーマ・スタジオ。これまた人気のあるスタジオです。前半3曲に…

椿屋四重奏/椿屋四重奏

平成12年仙台で結成された、中田裕二(Vo.G) 永田貴樹(B) 小寺良太(Ds) の3ピース・バンド(4重奏なのに!?)。自主制作で2枚の音源を発売、2,000枚強を売り上げ下北沢ハイラインレコードのチャートに長期ランクイン。平成15年8月、待望の1stミニアルバム[椿屋四…

downy/「無題」(3rd)

秋山隆彦を新ドラマーに迎えた、downyの3rdアルバム。打ち込みを大胆に導入したことにより、前作までの、エクスペリメンタル・ノイズは影を潜め、より広大なサウンドスケープへ… 張り詰めた緊張感はそのままに、どこか懐かしさも併せ持つ音に進化していった…

mono/ONE STEP MORE AND YOU DIE

何なんだコレは!?TZADIKから出てるじゃん、ジョン・ゾーンかよ!えっ!?日本人?マジでか!?日本人ってだけで、聞くのを躊躇せず、哀愁轟音ギター好きならYOチェック!! よく、MOGWAIとかgodspeed you! black emperor(gy!be)とかと比較されてるけど、そ…

THE CORAL/THE CORAL

リヴァプール近郊のド田舎、HOYLAKE出身の、平均年齢20歳。THE MUSICとのツアーで、大手ソニーと早々と契約。デビューシングルから、UKメディアは大絶賛。と聞くと、ちょっと想像に容易過ぎて萎えてしまうが、想像とは違い、太いサイケデリアが渦巻く音像に…

54-71/enClorox

メジャーになり、値段が高くなったので、躊躇してたけど。これはヤバイです。プロデューサは、ボブ・ウェストン(シェレック)。スタジオはアルビニのエレクトリカル・オーディオ(日本人て、アルビニプロデュース好きだよね…)。この音質は凄いです。良いです。…

NUMBER GIRL/NUM-HEAVYMETALLIC

ここまで、とても良いバンドの一つだったナンバー。DESTRUCTION BABY以降、おや? とは、思っていたがコノアルバムにより、完全にあっちの世界に行ってしまった感がある。 何度聞いても飽きないし、聞くたびに(コチラ側のINPUTの調子により)違って聞こえる。…

THA BLUE HERB/FRONT ACT CD

[FRONT ACT CD]は、この後に出した[SELL OUR SOUL]という身も蓋も無いタイトルの、アルバムの先行として出されたシングル。コレを一発聞けば、矢面に立っている彼等が良く見えるよ。 1.TRANS SAPPORO EXPRESSでO.N.Oの作る、時にはアブストラクトと言われる…

HOOBASTANK/HOOBASTANK

音が似ている。仲がよい。昔ローディーをやっていた、等などINCUBUSと比較される事の何かと多い彼等。しか〜し!私は、先輩バンドINCUBUSよりも断然コチラをプッシュする。ヘビーロックと言っておきながら、ミドルテンポで朗々と歌い上げるアメリカン&DJス…

THE STROKES/IS THIS IT

プレスや会社の超大プッシュもあり、Sg[THE MODERN AGE EP]一枚で、一躍時代の寵児になったTHE STOROKES。薄っぺらい革ジャンに、細いネクタイ。煤けたスニーカーを履いた、クールな佇まいに惚れたのは、オアシス兄弟のみならず。ケイト・モス等、ファッショ…

54-71/reprise

ヒップでホップな曲が増え、良い曲が増えた。音質もアナログのような、丸みを帯びている。 決して音が悪くなった訳じゃ無いと思うんだけど、好みの別れる所かな。 音のバリエーションが増えた事によって、印象はがらっと違うし、この音質なら飽きない。 びよ…

BRAHMAN/A FORLORN HOPE

BRAHMAN待望のメジャーファーストアルバム。このアルバムはなんと言っても[arrival time]に尽きる。バンドの名刺代わりに、打って付けの超名曲!音質も格段に良くなってるし、買うなら絶対このアルバム!俺は、シングルで[arrival time/Deep]を聞いていたの…

ROVO/SAI

BOREDOMS等、様々なバンドで活躍する山本精一と、DEMI SEMI QUAVER等で、魅惑のバイオリンを聞かせる勝井祐二を中心に、97年の段階で、最高のメンバーで作られたバンドROVO。ココまでに出てきた名前に一つでもピンときたら ROVOを聞かない手は無い。21世紀日…

!!!(chikchikchik)/!!!(chikchikchik)

2003年、何故か急にWARPからシングルをきり、その後プチブレイクした !!!(読み方は、同じ言葉が3つ続けば何でもOK。一般的にはチック・チック・チックと呼ばれている)RADIO 4やRapture等の近年流行ってる、バンドと比較されがちだが 、ポップ・グループ、ギ…

Ash/FREE ALL ANGELS

RadioHeadがOK Computerを出してからのUKシーンは、第2.第3のRadioHeadばかりが店頭に並び、もうウンザリだった。Coldplay?Travis?退屈だよね。2ndで長い長い冬を耐え切ったAshは、もう一度 あの頃の夏に帰ってきた。胸がキュンとするような甘酸っぱさも。…

54-71/untitled

基本的に前作との違いは、よく分からないんだけど、音の悪さは結構改善されている。その分¥1.800になってるけどね。でもまだまだ、安いですね。ストイックな音作りが一周して、ギャグとしても成り立たってる。ワビサビですね。

Boards of Canada/In a Beautiful Place Out In the Country

エレクトロニカ・インテリジェントテクノ・アンビエント・ブリープ。彼等は作品毎、様々な呼ばれ方をしたがその時その時で、様々な顔を見せる繊細な音作りの前に、ジャンルは意味を持たない。幻想的・ノスタルジックと言われるサウンドは、アルバムサイズで…

At the Drive-In/RELATIONSHIP OF COMMAND

デビュー前から、必要以上に騒がれていたせいで(特にRock'in on)食わず嫌いしてたが、聞いてみたら案外美味し!セドリックの前のめりのシャウトに、ヤラレテしまいました。聞いた話しじゃ、軽いレイジと噂されていたが、そういった先入観は、はっきりいって…

KINOCOSMO/Liquid Machine

サイケデリック・トランス・バンド キノコスモ。MASA、REE.K、ブラボー小松、のげら、ヒゴヒロシという錚々たるトランス超人たちが勢揃い。 今は、超個性派パーカッショニストのげらが脱退してしまい。これまでの魅力は半減してしまっている為 1stシングルで…

WRENCH/bliss

ここまでも、スペイシーなトライブ感を持ち味としてきたWRENCHが、ダブ/トランスを食いつぶし、他のラウド/ミクスチャーバンドを置き去りに、宇宙へと飛び去ってしまったアルバム。今では、ダブ/トランスの割合が増えちょっと、取っ付きにくくなってしまって…

IRON MAIDEN/Brave New World

俺は、中学の頃メタルにはまっていた時期がある。そのせいで、HR/HMを甘く見ていた節があった。このアルバムは、そんな俺の後頭部を思いっきりぶん殴った。 12枚目(!?)となる今作ではギターが3人も居る。とてもじゃないが、普通のバンドがそんなもの制御で…

54-71/54-71

アンダーグラウンド系のザラザラした質感に、隙間の多いアレンジはありそうでなかった、すごい発見。 音数が少ない事が、逆にハードコアとして成立している所も素晴らしい。 一応、ライムのあるヒップホップではあるんだけど、この時点ではロックと言う概念…

Elliott Smith/Figure 8

映画『グッド・ウィル・ハンティング』のサントラにビートルズ・カヴァー「ビコーズ」で参加して大ブレイク!この『フィギュア8』も大絶賛で迎えられた。ビートルズのスタジオを使った事もあってこの作品は、後期ビートルズフレヴァーが漂う。大げさでドラ…