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<<始めて聞いた時の、衝撃度は凄まじかった。 シカゴ・アンダーグラウンド系のザラザラした質感に、隙間の多いアレンジはありそうでなかった、すごい発見。 音数が少ない事が、逆にハードコアとして成立している所も素晴らしい。 一応、ライムのあるヒップホップではあるんだけど、この時点ではロックと言う概念以上の振り幅ではない。 しかしインディーバンドが発想だけで、ココまでの事が出来ると証明した事は、評価を与えるべきだ。 最低限削れる所を全て削り、価格を¥1.500に設定している所も好印象。 だが、この音の悪さだけはどうにかならなかったものか…