At the Drive-In/RELATIONSHIP OF COMMAND

デビュー前から、必要以上に騒がれていたせいで(特にRock'in on)食わず嫌いしてたが、聞いてみたら案外美味し！セドリックの前のめりのシャウトに、ヤラレテしまいました。聞いた話しじゃ、軽いレイジと噂されていたが、そういった先入観は、はっきりいって邪魔!!ヒリヒリした緊張感とつんのめって転んでも、一回転してまたシャウトしてしまう、彼等の切迫感は何処からくるんだ？何をそんなに焦ってるんだ！？出身地であるエルパソの血か、アフロビートやサルサ風のアレンジも秀逸。彼等が他のハードコア、エモコア勢と一線を画しているのはこういった、豊富なアレンジ能力だと思う。ダブやガレージも全部食いつぶして、んなこたどうでもいいかのような、ボーカルは相当ヤバイ。ジャンルわけは、難しいがプログレ×パンクといった感じ。歌詞も、レイジのような説教臭さが無いので、聞きやすいです。グランドロイヤルが、倒産さえしなければ解散もしなかったと思う…