BLOC PARTY / SILENT ALARM

99年にロンドンを拠点に活動開始。個性的なレーベル『Wichita』と契約。04年にSg[BLOC PARTY.EP]でデビュー。同年｢SUMMERSONIC04｣に出演。05年にプロデューサーPaul Epworth(主な仕事Future Heads)、ミキサーRich Costey(主な仕事MUSE、COLDPLAY)を迎え[SILENT ALARM]をリリース。ダンスフロアーとベッドルームを、精神的にではなく肉体的に繋げた、今後UKロックの指標になるであろうバンド。Franz FerdinandやKILLERS等と明らかに一線を画する、ビートにトラウマを抱えた音楽性は、キャッチーでありながらポップに決してならない。けれど[Little Thoughts EP]で聞かせてくれた、モリッシーばりのリリックをアルバムでも聞かせて欲しかった。Sgから音楽性が広がっていないせいで、今までの曲を、ただ集めただけのアルバムに成り下っている事が残念だ。