BRAHMAN / THE MIDDLE WAY


THE MIDDLE WAY

とても暗い印象のメジャーセカンドアルバム。そして過去最高に、宗教臭い。今まで、BRAHMANを好きだったファンはともかく、コレから始めてBRAHMANを聞いてみたい中高生に、届く内容かどうかとても疑問が残る。こういうタイプのアルバムは、大抵「成長した」とか「聞き込むと深い」とかいって、お茶を濁されるのがオチだ。しかし実際、楽器が相当上手くなってる、コレは中国・北京市で起こった事件も含め、足で稼いだ経験値かな。後、ギターの音がすげーかっこいい。他のパートも決してトゥーマッチでなく、面白いサウンド。ただ、テクが上がってる分、個々のエゴが形骸化して、悪く無いが解散しそう。って変な邪推したくなるようなサウンド。前作が溢れ出る感情だとしたら、今作は、零れ落ちる激情と言った所か。最後に。このアルバムは、部屋の明かりを消して聞こう♪