電気グルーヴ×スチャダラパー / 電気グルーヴとかスチャダラパー


電気グルーヴとかスチャダラパー

いい歳して、バカだなぁ。それ以上でも、それ以下でも無い気がするんですが。無理から、話を広げるならば。最早、電気グルーヴスチャダラパーも、コンパクトディスクの形式で新曲を提供するという、バンドのような必然性を持たなかった。が、もし、そういった形式を待つ人間が居るのならば、必然性を作りましょう、という二組が組んで必然性を作ってみました、といった事ではないのだろうか。スチャダラは兎も角、電気は音楽グループでは無いので、余計にそうなのだろう。そこで、最も苦労したのがシンコではないだろうか。「THE 9th SENSE」で聞こえたボトムや、シンコ的DJギミックは、何度も出てくるのだが、何をすればいいんだろう、という迷いが入っているように思える。さらに前に(企画は同時だと思うが)、電気の廉価版アルファともコラボレーションしているのに、何故わざわざ電気と?ある意味[アルファ]に失礼なのでは?と、考える事も出来る。ここいらは、電気がOKをくれたから[アルファ]はもういいや。とはいえない、会社の問題があるのかもしれない(実際、一度宣伝しておいて、PVを中止するなどの迷いもあり、大して広告も打たず、取り敢えずシングルだけ出したようだ)⑦「機材屋ロックンロール」なんかは、そういった所を、卓球にわき腹こちゃばられたシンコが見える気がする。④「ANI VS 瀧」⑤「瀧 VS ANI」のようなBEEFwもあり③Twilightのような、そのまんま足し算の曲もある。⑨「ミッドナイトコネクション」なんか全然曲じゃないけど、ANNやってただけあって、相当面白い。だから何と、言われても何にも無いんだけど。大儀的な必然性といえば①聖☆おじさんに尽きるだろう。音楽的という意味ではなく、新しい方向性だと思う。