ゴーストワールド/111分


ゴーストワールド

全米の若者の間で、カリスマ的人気を誇る<ダニエル・クロウズ>の漫画を、マイノリティを撮らせたら、天下一品の監督<テリー・ツワイゴフ>が、ダメに生きる為の青春モラトリアムとして映画化。この映画、単なるオシャレ映画じゃなかった。そうだとしても、相当笑える映画なのですが、オタクの横っ面をぶん殴る、刹那悲しい映画でした。 [アメリカン・ビューティー]の<ソーラ・バーチ>がブスカワイイ。うちのクラスのちょっと変な子をやらせたら、一番じゃないでしょうか。そして、兎に角大好きな変態<スティーヴ・ブシェミ>ヤバイ!カッコイイ(カッコ悪くて)!上手過ぎ。超惚れる。今までに比べ地味な役だが、ダメ中年オタクを見事に演じています。後<ブラッド・レンフロー>が以外にも地味ーなキャラで登場。最初、気が付かない。廃線バスを待ち続けるおじいさんの前にバスが現れるシーンは、マジ泣けます。そして主人公の前にも…って凄いブルーになったが、エンドロールの後のワンカットで救われた。社会に適応しようともがき、自立していく幼馴染の女の子レベッカ側からの話しも見たい。