SF サムライ・フィクション/111分


SF サムライ・フィクション

元々ミュージックビデオを手掛けていた、映像作家<中野裕之>が異色のキャスト陣で描いたファンキーな、ネオ時代劇。異常にテカテカした、美麗映像で長島藩士が、壮大なコントオペラを行う訳だが、見ていて恥ずかしくなるような、東京感。SFXの姑息な使い方など、すべてに置いて超デカフォントの「逆に」が見えてきて、ゆっくり見ていることが出来ない。癖のある役者や、数多くの役者じゃない人。又はカメオ出演。業界の人がTVの協力を得てドラマを撮って、内容よりも広告費。と、いうような事を、そうではないのに思わせてしまうようなキツイ演出。金持ちが大学のオシャレな仲間達で、何か新しい事を始めようと漠然と始めたのに金だけはあるせいで、何とか映画が出来あがってしまい、本人達以外はまったく楽しめない、映画。って、雰囲気。それにしては、技術があるので面白いが。長いプロモーションビデオでは、辛い。