JEFF BUCKLEY/GRACE


GRACE

JEFF BUCKLEY、最初で最後のオリジナルアルバム[GRACE]。彼の父親ティムが、有名な音楽家だった事を呪い、父親の影を背負わせようとする人間を、頑なに拒んできたが、ニューヨークのバーで凄い声の持ち主が居ると評判になり、父親の力を使わずにデビュー。幅広いジャンルのカバーから、オリジナルソングまで、全てに彼の魂が行き届いた、丁寧でありながらも衝撃的な一枚。不慮の事故により、唯一のオリジナルになってしまったが、この作品をトレイに入れれば、彼の心が直ぐ傍にあるかのように、ジェフの声には様々な感情が、情感豊かに入っている。 色々とジェフの事を、詮索する事が無駄であるかのように 彼の書く曲は美しい。心があらわれるとは、 こういったモノに対する、言葉だ。